ねこさんとの出会い1 | 猫の加護は一日三回

猫の加護は一日三回

ダンナさん(配偶者)と猫と3人暮らし

結婚して数年したあたりから、落ち着いたらいつか猫を飼いたいねと夫婦で話していました。

 

引っ越しや私の病気などでなかなか実現しなかったのですが、最近ようやく生活が落ち着いてきたことと、年齢的に子猫を迎えるタイムリミットが近づいていました。

 

野良猫、保護猫、ペットの子でも問わないけど、「この子がうちの子だ」という運命を感じるような出会いがあったらいいねと二人で話しながら、インターネットで里親募集サイトなどを見ていました。

 

譲渡会やネコカフェなどに行ってみたいと思うものの、休みが合わなかったり場所が遠かったりでなかなか猫ちゃんそのものに会いに行くこともできずに時間ばかりが過ぎていき、そろそろ諦めかけていました。

 

しかし、とある休日に、夫が「この子かわいくない?」とペットショップのサイトで紹介されている猫の写真を見せてくれました。

その子は本当にかわいくて、他の猫ちゃんの写真もあったけど、その子だけが輝いて見えました。なにがどうしてそう思ったのか今も不思議ですが、この子しかいない!この子がだめならもう猫と縁はない、と思いました。夫も同じ気持ちだったようで、「とにかく会いに行こう!」と45秒ではなく45分で支度してそのペットショップに直行しました。

 

うちからバスで1時間近く。初めて乗るバスで初めて行く場所へ向かうなんて初めてのことです。(我々は二人ともお家大好き人間で、できることなら家から一歩も出ずに暮らしたいと本気でぼやくような人種です。)

 

そしてバスでペットショップの最寄り停留所に降りて、さらにそこから15分ほど歩きます。徒歩15分って「最寄り」と言えないんじゃないのと思いつつ、既にバスに1時間揺られて疲れ果てて話す気力もなくなっていた我々は、それでも猫ちゃん会いたさに黙々と歩きます。

 

長い長い道のり(初めてで慣れないせいもあり、家から2時間近くかかりました)を乗り越えて、やっと猫ちゃんがいるはずのペットショップへ辿り着きました。(続く)

 

 

晴れねこさん写真流れ星

べー