週末アートを見に、ギャラリーが上下左右に立ち並ぶニューヨークのチェルシー地区へ行ってきました。
落ち込んでる主人公たち
身近なものもアートに
いつものようにただひたすらギャラリーを見て回ってめちゃくちゃ歩いたのですが、私にとってこの地区のいちばんの恐怖はトイレがないことです。
ただでさえトイレが少ないマンハッタンの中でも、この地区はカフェやショップなどの商業施設が少なく、とにかくギャラリーばっかり密集しています。
デリみたいな店で水かなんか買ってトイレを使わせてもらったり、ランチに入ったハンバーガー屋で用を済ませたりするしかありませんが、50%の確率でトイレが壊れてたりして使えないことがあるんです。
もちろんギャラリー内にはスタッフが使うトイレはあるのでしょうが、訪問者にはぜーったいに使わせてくれません。
もう例外なく絶対に、です。経験済み
そのためトイレが近い私は、いつもこの地区へ行くと、アートそっちのけでトイレを探している記憶の方が鮮やかです。
そこで
私は前もってこの日のために密かにトイレトレーニングをしていました。
どんなトレーニングかというと、なるべくトイレに行く間隔を空けて、膀胱に我慢することを覚えさせようというもの。
子供のトイレトレーニングはトイレに行けるようにするためですが、大人のは逆になるべく行かなくて済むようにするのが目的。
でも我慢しすぎて持病の膀胱炎にでもなってしまったら、ますますトイレが近くなってしまうのでその辺は気を付けて。
…なんか自分でも書いてて下らなさに脱力しますが、結構な死活問題ですから頑張りました。
その甲斐あってか、いつもならニューヨークへ向かう車に乗った途端トイレに行きたい気がしてくるのですが、今回はそんなこともなく。
よーしよし
と喜んだものの、ずっと行かずに済むはずもなく、かえって私はトイレに行きたいのか行きたくないのか分からない状態になり、トイレのことばっかり考えるように…。![]()
結局いつもとあまり変わらないことになったのでした。
どれどれ、トレーニングは順調かね?




