かれこれ9年前に閉店したティーハウスで一緒に働いていた人から連絡がありました。
閉店後は集まってご飯食べたりしていましたが、いつしか疎遠になっていたので突然の連絡です。
何ごとかと思ったら、彼とその家族が地元のカフェを買い取ってティーハウスを始めるとかで、「また一緒にやらないか」と声をかけてくれたのでした。
実は私は、NOが言えない女なのです。
断れないばっかりに、今までどんだけドツボにはまって来たことか…。
聞くも涙の物語

家庭訪問のポー⚪︎レディから化粧品セット買ってしまったり、ネズミ講のセールスビジネスに加入したり、フランス語教材を買ったり、やりたくもないサークルに入部したりしたっけ。
自分でもアホかと思います。
以前働いていたベーカリーでは、NOと言えないばかりにどんどん仕事が増えて、ケータリング掛け持ちになって毎週休日出勤で休みがなくなったでしょ

閉店したティーハウスでも中国人オーナーに執着されて、朝9時から夜11時までという信じられない労働時間に身体壊したでしょ

その後コロナ禍前に働いていたレストランのキッチン仕事でも、やっぱりNOと言えないために、他の料理人が休憩ばっかしてる分もカバーして、そりゃもう体力・気力ともに疲弊したでしょ

もう飲食店関係の仕事はしない
とあれほど固く決心したはずですが。

せっかく声をかけてくれたし、ちょっとどんな感じかパートタイムでなら……とちょっと迷うアホの私。あかん、やめとき!
ほとんどギックリ腰をやったばかりじゃなければ、きっと断れなかったんじゃないでしょうか。
ほとんどギックリ腰になってよかった!
と思ったのでした。

それとも年を重ねてちょっと賢くなったとか

そりゃないか。


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