お寿司が沢山食べたくなって、食べ放題のレストランへ行きました。
欲を言えば食べ放題より飲み放題の方がうれしいのですが、知る限りアメリカには飲み放題というのは無いようです。
お酒で儲けを上げているせいなのか、それともビール樽を空にするほど飲む人を恐れているのか。いるもんね本当に
アメリカのレストランではお酒がとにかく高くて、カクテルなんか3口でなくなってしまう量のものが、最低でも15ドル(約2,200円!)、ビールは小瓶でも6ドルもします。
日本で生ビールが190円なんていう動画を見ると、「すご!」と声が出るほどうらやましいです。
働いていたレストランのカクテル数種
ま、それはともかく、とにかく食べ放題です。
席に着くや、店内にこよなく愛するBTSのテテのソロアルバムが流れてきて、「もしや私のために?」と、つい思ったほどのタイミングで良い気分。そんなわけない
お寿司も存分に食べて、さて会計して出ようかという時に、2人の女性が入ってきました。
細い上に背がすごく高くて多分180センチ以上あり、長いウェーブのかかった髪のなんとも美しい2人は、双子とみえて瓜ふたつ。美が2倍!
おふたりは着席するとおもむろにコートを脱ぐのですが、この寒いのになんとひとりは黒のビスチェ、もうひとりはやっぱり黒のノースリーブのドレスという肩モロ出しです。
途端に食べ放題のレストランの店内のその席だけが、ニューヨークのめっちゃオシャレなバーになったかのように見えました。
いやー、男女問わず美しい人を見ると幸せな気分になりますね。
「ものすごい美人だったね。なんだろ?やっぱりモデルかな?」
「食べ放題で何食べるんだろ?」
「お味噌汁とお刺身数切れとか?」
「でも食べ放題だぞ」
と、夫とふたりあれこれ余計なお世話な推測をしながら帰宅しました。