日本ではお盆ですね。
亡くなった父がお盆で1年ぶりに家に帰ってのんびりしている姿を想像して、ちょっとほっこりしています。
父が愛用した茶色の椅子(夫の絵)
でもよく見ると、コタツに入れないな
そういえば思い出しましたが、とても手先が器用な父が裁縫まで得意だということを知ったのは、最後に父と過ごした一時帰国中でした。
母はいつもかっぽう着スタイルのエプロンを朝から晩まで、出かける時以外は着用しています。
こういう服みたいなエプロン
その袖の部分のゴムが緩んできたと聞くなり、父はすぐに立って行って可愛らしいバスケットを持っていそいそと戻ってきました。
なんとそのバスケットは父の裁縫道具入れだったんです。
へーーーー
と感心する目の前で、母のエプロンの袖口の糸をほどきゴムを入れ替えて、そりゃあ鮮やかで素早くて、もう一度
へーーーーー
と感心しました。
「お父さんの方が私より上手だから」と、自分も器用な母が言うほど。
そんなことを知らなかった私には驚きでした。
父は「マイ裁縫バスケット」を持ってる男性だったなんて。
生きてれば85歳…92歳まで生きたいって言ってたけど、ちょっと早く逝っちゃいました。
生前はツアー旅行へ母と出かけたりすると、集合時間に来ないのはいつも父だから真っ先に名前と顔を覚えられたりしてめちゃくちゃ恥ずかしいと母は言ってました。
お盆が終わる前に、ちゃんと遅れないで帰れるかな。
今日はワシの出る幕じゃないな…