一日飛びましたが、駐車場でにっちもさっちも行かずに一生分の冷や汗をかいた後のことです。
ニューヨークへ一緒に行った友人夫婦ふたりとも+夫もアーティストとくれば、行き先は美術館と決まっています。
目的は、グッゲンハイム美術館での人気アーティストSarah Szeの展示です。
床にも作品の一部が置かれているので、
踏んじゃわないようにしないと
アート素人の私が見ても、周囲の壁や床までも使い空間全部を作品にしてしまう素晴らしいものでした。
特にこの小さな紙きれ一枚一枚がスクリーンになってそれぞれ違うビデオが映し出されているものは、いつまでも見ていられます。
作品に触れないよう、バックパックを持っている人は背中ではなく前へかけるルールで、赤ちゃんを抱っこしてる体の人多数。
グッゲンハイム美術館は6階までありますが、階段を使わずにずっと坂の回廊となっている斬新なデザイン。
内部にいる限りずっと坂の途中で、
身体は傾きっぱなし
さて、美術館を出ると午後4時。
お腹空いたから何か食べるのかなと思いきや、さすがというか何というのか、アーティスト勢は「せっかくだからメトロポリタン美術館でCecily Brown展を見よう」と。あなた方お腹空かないの…?
メトロポリタン美術館
閉館は5時だというので、数ブロックを小走りにメトロポリタン美術館へ。
そして5時になり、追い出されるようにして館外へ出ました。
今度こそ何か食べる…?
しかしそんな期待も虚しく、アーティスト勢は満足しきった様子で帰途についたのでした。
アーティストってアートでお腹いっぱいになれるようです。私はめっちゃお腹空いたぞ!