父の日。

 

 

私にとっては父に感謝する日というより、偲ぶ日となって2年。

 

 

私が両親の家にいる頃は、父は毎日仕事の帰りが遅く夕食を一緒にしたことも少なかったし、もともと無口だった父と話したことはほとんど記憶にありません。

 

 

無口なだけならまだしも、短気ですぐカッとなる父は苦手だったな。

 

 

 

初めてまともに1対1で父と話したのは、最後に日本へ一時帰国した2019年。

 

 

初めてだったのに最後になってしまったけれど。

 

 

 

日本を去る日、再発した癌の治療中だったから、空港へは来られない父とは家でお別れ。

 

 

「お父さん、頑張るから」

 

 

言葉通り、医者も驚く頑張りを見せた父でしたが、ついに再会叶わず逝ってしまいました。

 

 

 

父でいてくれた年月は長いのに、これという父の思い出が無いことにびっくりします。

 

 

 

 

私にとって、なんとなく父のイメージは黄色いバラ

 

 

 

 

 

もうひとりの父、夫の父もまた癌で亡くなっています。

 

 

夫と一緒になるのが遅かったし、遠く離れた州に住んでいたので会う機会も少なかったのですが、可愛がってもらいました。

 

 

夫は、自分の父親のことを「あまりよく知らなかった気がする」と私と同じようなことを言っていますが、年を重ねるにつれて、母親似だった夫の顔がだんだん父親の面影を見ることがあるのが不思議。

 

 

 

 

 

義父のイメージは白百合

 

 

 

 

 

父の日だなあと、思いつくまま書いた今日のひとりごとにお付き合い頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

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