時々、大声で叫べたらスッキリするだろうなと思うことがあります。
でも叫ぶのは簡単ですが、叫ぶことが出来る場所というのは案外無いものです。
叫ぶと言えば海ですが、近くの海辺は冬でも夜でも散策する人が絶えず、叫んでその人々をギョッとさせるのも気が引けます。
叫びたい
アパートの目の前は広大な公園ですが、いくら広いとはいえ叫べば辺りに響き渡って、親切な人が警察を呼んじゃうかも。
警察に「ただ叫んだだけです」と言って許されるものでしょうか。
ところが先日。
ブルワリーで、知人カップルとばったり会いました。
このカップルは2人とも私達より若く、向上心というか成功欲にギラギラしています。
そういう欲は既に枯れつつある私達とは考えが違うので、あまりお酒を一緒に飲んだことが無かったので知りませんでしたが、酒癖が悪かった… 
だんだん酔っ払うにつれて声が大きくなり、何度も同じことを繰り返すので「もう帰ろうか」と4人一緒にブルワリーを出ました。
出たは良いけど、今度はブルワリーのすぐ外にある屋外テーブルにぐにゃっと座り、2人して叫び出しました。
「有名になりたーい！」
「もっと頑張るぞー！」
「成功したーい！」
ひえー！
手がつけられない…
Uberを無理矢理呼ばせて、私達も帰りました。
大変でしたが、あれほど叫べるなんてちょっと羨ましかったです。
山はどうだろう
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