私の周囲のアメリカ人を見てると、「ハグ (Hug) が好きだなー」と思います。
会うなり挨拶代わりに・さよならの時・嬉しい時・悲しい・つらい時・愛情を表す時…
私も喜びを分かち合うハグはとても好き。相手がイケメンだとさらに

でも、ハグには苦い思い出があります。
夫の父が亡くなった時のこと。
家族内での葬儀の後、なぜだったか思い出せないのですが、義母と私だけが家にいました。
疲れたと言ってベッドルームで横になっていた義母が突然激しく泣き始めたのが、キッチンにいた私にも聞こえました。
彼女の夫の葬儀後ですから、悲しいのはとてもよく分かります。
こんな時、きっと義妹なら迷わずにドアを開けて入り、ハグして話し相手になったでしょう。
それなのに私ときたら、どうして良いのか分からなくてじっと固まったまま。
私自身は悲しくて泣いている時はひとりでいたいと思う方だし、義母がこういう場合どうして欲しい人なのか分からなかったからなのですが。
今から思えば、いくらドアの外で心配していても行動しなければ相手には気持ちも伝わりません。
しのごの余計な事を考えずにハグすればよかったんです。
それからほどなく義母もコロナで亡くなったため、義母を慰める機会も無くなってしまいました。
今でも悔やまれます。

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