私は酔っ払うと日本語で話したくなりますが、夫は酔っ払うと外を徘徊します。
昨夜は金曜日の夜というのもあって、夕食時にいつもより少し多くワインを飲んだようです。
食後私は電話に飛びつき、夫は外へ。
せっかく電話したのに、日本の母は出かけているようで出ません。がっかり
ぼーっとしていると、いつもは小1時間も散歩する夫が早く帰って来ました。
何やら興奮気味。

ここからは夫の話です。
坂を登った住宅街で好きな家を眺めながらを歩いていたら、まさにその家からひとりの男性が出て来て「あのー、ちょっとお願いがあるのですが」。
言われるままに家の中に入ると、その奥さんもいて、ヒーターのボタンを押してくれるように夫に頼んだんですって。





となっている夫に夫婦が説明するには、彼らはユダヤ教徒でその日は労働してはいけないんだそう。
なのでボタンを押せないので、ユダヤ教徒ではないアナタ、代わりに押してはくれまいかということのようです。
そして夫は言われるままにボタンを押して帰って来たんだそう。
説明する夫の顔は、もうまさに「キツネにつままれた」という表現そのもの。
えー、本当にキツネに騙されたんじゃないの?
酔ってたし

と思ったのですが、調べてみるとユダヤ教には安息日というのがあるらしい。
それが昨日だったんでしょうか。
ボタンを押すのも労働のうちなんですね。

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