昨日はニューヨーク・クィーンズ地区にあるMOMA (現代美術館)の別館、PS1へ友人夫婦と行ってきました。
3年に1度、キュレーターによって選ばれる新人アーティスト(若いとは限らない)の特別展を見ました。
作品そのものの評価というより、メッセージ性や現状の問題からインスピレーションを得たものが多かったのが珍しかったです。
中で1番良かったと思ったのは、日本人アーティストのYuji Agematsu氏の作品。
2020年の1月1日から12月31日までの毎日、コロナ禍のNYの同じ通りを歩いて目についたものを拾って、タバコの外袋のセロハンにいれたもの。
彼の日記でもあるし、NYの通りのポートレートでもある。
要するにゴミなんだけど、不思議にそれぞれが小さな世界を作っていてとても心惹かれました。
例として1月と12月分の写真です。
カレンダーと対応しているのが分かりますね。
友人夫婦も1番この作品が1番良かったと言っていました。

ところで美術館内のトイレですが、男女別ではなくAll Gender(どなたでも)でした。
中は、左手にスイングドアのついた立って用を足すところと右手に個室がふたつありました。
話には聞いていましたが使用したのは初めてだったので、手を洗ってて男性が個室から出て来るとギョッとしてしまいますが、これが普通になったら素晴らしいな。

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