アメリカのレストランでは、入り口での「何人?」っていうのも不思議だけど、テーブルに案内されてまだ座ってもないのに「お飲み物は?」
こんな時、日本のように「とりあえずビールと枝豆!」って言えるとお互い面倒が無いのになと思います。
枝豆といえば、アメリカでも冷凍のものが手に入ります。
鞘入りのものと鞘から出してあるものとあって、もちろん食べる時はどうせ鞘から出すのですが、おかしなもので最初から出してあるとなんとなく食べる気が失せます。
それでいつも鞘入りのものを冷凍庫に常備してあって、時々友人がディナーに来ると出したりします。
ある日もアメリカ人夫婦をディナーに招待した時に枝豆を茹でて、料理を仕上げる間それを食べててもらおうと思いました。
すると枝豆を食べてみたらしい夫の方が、「味は悪くないけど毛がもさもさするな」と言います。
毛…?
見ると、なんと彼は鞘ごと食べたんでした。

毛がもさもさどころか、ものすごく硬かったんじゃ?
実は枝豆を鞘ごと食べたアメリカ人を目撃したのは2度目です。
私からしたら枝豆は鞘から出して食べるのは常識中の常識ですが、それが常識じゃない人も世の中にはいるんだな。
と、カルチャーショックというか社会勉強をさせていただきました、という枝豆の思い出です。

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