アメリカでは、世界的によく知られていると思いますが、ちょっと体重が重い人々の比率が多い。
アメリカ人の50%は肥満だというニュースを読んでびっくりしたのを覚えています。
それは、やっぱり炭水化物で手っ取り早く満腹感を得ようとする食事とやたらと飲む炭酸飲料からの糖分のせいではないかと思います。
そういう状況を踏まえてかどうか、グローサリーストアでは日本では見ないんじゃないかと思うものを見かけます。
代表的なのは、アメリカでは需要が多い牛ひき肉とミルク。
ハンバーガーに必要な牛のひき肉は、だいたいどこの店へ行っても3種類はあります。
例えば、赤身96%・脂肪分4%、赤身90%・脂肪分10%、赤身80%・脂肪分20%の3種類とか。
やっぱり赤身が多いものが値段が高い。
赤身が多いとやっぱり焼き方によっては硬くなりますが、赤身90%のものでもフライパンで焼くと出てくる脂の量にぎょっとします。
牛乳もwhole milk(普通の牛乳)から脂肪分カットされたものや脂肪分ゼロのものまで選べるようになっています。 豆乳は見かけません。
というように、個人の事情に適応する準備は出来てはいますが、選ぶ側が正しいものを選ぶとは限りません。
問題意識を持つというのはまた別の次元のものですが、それこそが大事なような気がしないでもないと、グローサリーストアへ行く度に思います。