暑いですが、ノースリーブの服はあまり着たくありません。
なぜなら私の両腕の肩に近い部分には、子供の頃に打った予防接種の痕が数箇所残っているからです。
特にBCGの9本の針痕がふたつ並んでいるのを見て、夫は「拷問の痕みたいだな」と言います。見て気持ちの良いものじゃないので、写真を載せるのは止めておきます
今もそうなんでしょうか、私が小学生の頃は否応なく学校で予防接種を受けました。
何のための注射かもよく知らないまま受けていて、注射嫌いの私は注射自体がイヤだったことしか記憶にありませんが。
このBCGは結核に免疫をつけるためにわざと菌を入れたわけですから、検査をすれば陽性反応を示します。
私はこれが日本特有の結核対策と知らず、アメリカでかかった医者も日本では陽性にしておくのだということを知らなかったので、騒ぎになったことがありました。
グリーンカード申請のための健康診断で、検査結果で結核が陽性と出たのを見た医者は、椅子ごと後ろへ倒れるかと思ったくらいビックリしていました。
今思い出しても、その驚きように笑ってしまうくらい。
BCGの効果は15年くらいだそうなので、もう効果は切れているのに痕だけこんなにくっきり残っているって、なんだか割り切れない気もしますけどね。