私が住むアパートのことは何度か書いた記憶がありますが、アーティストをサポートする目的のもので、入居条件はアーティストであることです。
相場より少し安くレントが設定してあるので売れないアーティストには人気のようで、空きを待つウエイティングリストは長いと聞きました。
しかし、住んでいる者にとっては良い事ばかりではありません。
年1度、管理会社との面接があり資産・収入・保険・タックスリターンなど全て報告する必要があります。
それを審査にかけた結果、その後1年間のレント料金が算出されます。
なので、全く同じ部屋を借りていてもお隣とうちとでは1ヶ月に払うレントは違うわけです。
それにしても、この管理会社の面識もない担当者に洗いざらい経済状態を知られるのは、けっこうな屈辱を感じます。
そりゃ便宜を図っていただいている以上、協力するのは当然だとは思っているのですが、あまりに細部にまでわたるチェック項目にはちょっと。
銀行口座もチェックされるのですが、過去1年間の口座の開示に必要な10ドルは私が払います。
チェックしたいのは管理会社なのに、どうして口座保持者の私に請求が来るのか納得がいきません。
ある年には、「なぜもっと収入が良い仕事に就かないのか?」をテーマに説教をくらいましたっけ。いやー、なぜでしょうね?
いやいや、愚痴ってしまったのはその年に一度の面接の日がもうじき来るからです。