日本の父は癌患者で、今も平均すると週1回くらい、電車と地下鉄を乗り継いで往復4時間かけて病院へ通っています。

 

以前は母も一緒に付き添いで行っていたのですが、コロナ感染者がひとりいたことが判明して以来、母はロビーより先へは入れなくなってしまいました。

 

それで今は父ひとりで通っています。

 

 

ところで以前にも書いたと思いますが、私の父は可愛く言えばおっちょこちょい、普通に言えば注意力散漫です。

そしてちょっと・・・いや、だいぶ変わり者。

 

ついでに言えば、夫も全く同じタイプ。

夫は父と初めて会った時から意気投合していましたから、本人たちも何か通じるものを察知したんでしょう。てへぺろ

 

 

 

さて話を戻すと、先日父はやっぱりひとりで病院へ行って、無事に帰って来たものの、家の最寄の駅で電車を降りた時点で電車の中にもらったばかりの薬を忘れたことに気がつきました。

 

駅員に事情を話すと、「あの電車は終点まで行ったらすぐに折り返して来るから、20分くらい待って下さい」と言われて、待ちました。

 

そして約20分後、確かに電車は折り返してきましたが、なんと特急に変わっていてその駅には停まらず、猛スピードで通り過ぎて行ってしまったそう!

 

目が点になってしまっている父に、駅員は「いやー、行っちゃいましたね。じゃああれがまた折り返して来るまで待ってください」

 

結局合計2時間近くも、駅員がひとりいるだけの小さな駅(っていうより小屋)で過ごしたそうです。

 

 

この話は昨夜電話で母から聞いた話です。

 

これはもう数日前の出来事でしたが、昨夜母はまだ怒りが静まらない様子で、父はきっとものすごく叱られたことが想像できました。

 

 

そうそう、薬は無事に父の元に戻り、さすが日本だなと感心しました。

 

 

 


海外永住ランキング