義母は、とても真面目な人です。
まだ義父が健在な頃、義父母と夫と私の4人で一緒にラスベガスへ行ったことがあります。
ラスベガスを去る時、映画『Leaving Las Vegas(ラスベガスを去る)』の中でのアル中の主人公の有名なセリフ ”Never tell me don't drink(オレに酒を飲むなって絶対に言うな)”を真似して言ったら、「まだ朝じゃないの。待てないの?」と、本気で心配されました。
はい、夕方まで待ちます・・・
そんな義母、日本人を身近に見たのは私が初めて。
クリスマスのプレゼントに衣類を贈ってくれることが多いのですが、真面目な義母のこと、どんな色が似合うのか分からなくて初めての年、カラーコーディネーターなる人に相談したらしい。
その結果送ってくれたブラウスは、フーシャピンク。
紫がかったピンク
一般的に、黄色人種の肌色に一番似合わないのは、申し訳ありませんが青とフーシャピンクじゃないかと思います。
肌が余計に不健康に黄色っぽく見えます。
こういう青
カラーコーディネーターなる色選びの専門家が、一番似合わない色を選ぶってどういうこと?
しかも、専門家に診断してもらったんだから間違いないと考える真面目な義母は、その後も毎年こんな感じのピンク系の衣類を贈ってくれます。
見事に似合わない。
でも、たとえ着られなくても、義母にそれを言うつもりはありません。