何度も書いてきましたが、ここニューイングランド地方の冬はとても寒い。
今年は暖冬とはいえ、やっぱり寒い。
それなのに、時々見かける年配のインド人女性たちは、コートの下からちょろっと出ているのから察すると、サリーを着ているようです。
いくらコートを上に着ているとはいえ、寒いでしょうに。
こんな感じ(写真拝借)
と思っていたんですが、先日移民局で一緒になったインド人の女性は違いました。
写真撮影のためダウンコートを脱いだ彼女を見たら、普通のタートルネックのセーターの上からサリーを巻いていて、「そこまでサリーにこだわるんだ!」とびっくりしました。
インドからアメリカに来た初めての冬には、その寒さに驚いたことでしょうね。
移民局にグリーンカード取得だか更新だかに来たものの、実は「こんな寒いのありえない!インドに帰りたい」と思ってたりして。
それで思い出しましたが、このあたりにはユダヤ教会堂(シナゴーグ)がありユダヤ人が多く住んでいます。
オーソドックス・ジューイッシュと呼ばれる男性たち(女性は見たことがありません)は、このシナゴーグへ行く時には”これぞ正装”といった服装で通りを歩いて行きます。
真夏に、私がタンクトップで「ひー、あちー!」と、息絶え絶えになっているという日でも、この服装。
いったい、夏バージョンを作ることを思いつかなかったんでしょうか?
絶対暑いよね (写真拝借)
まあ、横からあれこれ言うことはないんでしょうが、伝統や宗教に忠実であるって大変だなあと思います。