夫は床に座ることができません。
何も正座をしろとは言っていないんですが、どうしてもダメなようです。
胡坐もダメ、体操座りもダメ、女の子座りも、ついでに和式トイレ用しゃがみもダメ。
初めのうちは知らなくて、日本人のお宅でパーティーがあり、座卓を囲んで直接床に座っていたところ、ふと見ると夫だけめちゃくちゃ座高が高くそびえ立っています。
「は?」と思ってよく見ると、徒競走のクラウチング・スタート状態でいました。
位置について
こういう人が日本へ行ったらどういうことになるか?
まず和式のトイレであっちの用を足すのは不可能です。
そして花見などの機会に、ビニールシートの上に直接座るのも無理です。
和食レストランのお座敷も、座るなり後ろへひっくり返ることでしょう。
実家のリビングは、母はいつもソファがあるのに床へ座りますが、夫はソファに座ってなんだか偉そうです。
とにかく日本人からすると不思議ですが、アメリカに夫のような人はけっこういるようです。
特にアメリカ人男性。
若い女子大学生が道路や教室の外で座っているのはたまに見ますが、男性はあまり見ません。
床に座る必要性や習慣がないというのが大きな理由でしょうが、それにしたってそんなに練習が必要なことでしょうか?
日本では「なんのための畳やん!」っていう感じ。名古屋弁で
夫はこれまでも書いてきたように、不思議なところがたくさんあるのでシリーズ化したいくらいです。