アメリカに来て２０年以上になります。
その間に食べたもので好きだと思ったものもありますが、「げっ、まず！
」と思ったものの方が圧倒的に多い。
まずいに留まらず、ショックだったものとして一番に思い出せるものが、 Twizzlers （ トゥイズラー）。
どうして食べてみようと思ったのか、どういう場面で食べるはめになったのかは全く覚えていないのですが、食感とほんのり甘い味は忘れません。
２度と口にすることはないだろうな
日本でも手に入ると聞いたことがあるので、ご存知の方もいらっしゃるかも。
何に似ているといえば、グミとかああいう感じなんですが、弾力が全然違います。
かじってみたことはありませんが、車のタイヤとかホースみたいな硬さだろうと思われます。
このTwizzlers （ トゥイズラー）をしばらくガシガシとかんでいると味が感じられます。
味は見た目ほど甘くはありませんが、口から鼻へ抜ける、ゴム系というかオイル系の匂いがとても不快。
「何か食べ物じゃないものを食べてしまった」感があります。
１本どころか、ひと口でギブアップ。
あ、そうだ、子供の頃に小さな花とか果物の形をした消しゴムを集めるのに夢中になったことがありますが、あれを食べてしまった感じ。
きっと、禁煙中で口さびしい人とかにはいいかもしれません。
でも合成着色料でできているようなものなので、禁煙には成功しても身体には悪いでしょうが。
一度電話で母にくそまずいと話したら、かえって興味が湧いたようで「おみやげに買ってきて」と言われました。
とにかくアメリカにはずーーーっとあるものなので、どこかに需要があるはず。どこに
でも実際に食べている人や子供を見たことはないところをみると、やっぱりアメリカ人もそれほどおいしいものではないことに気がついたな。
