夫はアイスクリームが大好き。
私はというとあまり好きじゃないし、一応カロリーとかを気にしているので、買い物に行っても買いません。
そこで夫はこっそり買ってきて、いつの間にか冷凍庫に入っているアイスクリームを見つけた私に説教されることになります。
それでも懲りずに、ディナーの最後のひと口をまだ咀嚼している私を待ちかねて「アイスクリーム食べる?」と訊いてきます。
どうやらアイスクリームが冷凍庫に入っている限り、アイスクリームのことしか考えられない勢いです。
で、けっこうな割合で夫がアイスクリームを盛る食器というのが、茶碗なんです。
サイズがちょうどいいからっていう理由で選んだんでしょうが、日本人の私には最初とても抵抗がありました。
茶碗ってご飯を盛るものなんだけど・・・
でも考えてみれば、茶碗にはご飯を盛るものだっていうのは日本人ならではのこだわりですよね。
当の茶碗は、アイスクリームを盛られてどう思っているのか分かりませんが。
それと同様、例えばカレーライスはスプーンで食べるっていうのが、私にとっては当然というか常識というか。
でも夫は、時々フォークで食べています。
最初はものすごい違和感を感じましたが、慣れました。
アメリカの日本料理レストランでは、味噌汁は必ずそれで食せよとサジェストするかのように、レンゲが添えられてきます。
ワカメをすくうのに、びろびろレンゲの端から垂れたりして食べにくいこともありますが、アメリカではお椀に直接口は付けません。
写真拝借
こういう知らないうちに身についている”こういうものだ”っていうのは、けっこうたくさんあることに気づかされます。
その”こういうものだ”っていうのは、一歩日本の外に出たら実はそういうものではなかったり。
うーーーん、所変われば、ですね。