ずっと前にブログに書いたように思いますが、友人夫婦が夫側の不倫で離婚ということになりました。

 

子供なしの夫婦の離婚の争点は、ひたすらお金と家らしく、長引く様子。

彼らの大きくてきれいな家は共同財産ということで、離婚後は売ってお金を分配することになります。

 

まあ、でもそれほどすっきり分配できるとは限らなくて、ニュースで読んだことがありますが、妻が家を出て行かないのに業を煮やして、夫がシャベルカーで家の半分をざっくり壊したという話もあるくらい。

「半分はオレの取り分だから、文句はあるまい」ということなんでしょうが、すさまじいですね。

 

 

さて先日、夫さんがふらっと訪ねてきました。

まさに夕食を始めようかという時間帯です。

 

「構わずに食べて」と言いますが、そんなわけにもいきません。

急きょ、もう1人分なんとかして一緒に食べました。

 

 

そして妻さんからも連絡があって、今日会ってきました。

 

夫さんの不倫が発覚した直後、妻さんは家を出てアパートを借りて暮らしています。

ドアから数歩で海という、とても良いロケーションの新築のきれいなアパートです。

 

こんなところに住めたらいいな、と誰もが思うようなアパートですが、妻さんは泣いていました。

毎日泣いていると言っていました。

慰めの言葉が上手く出てこなくて、一緒に座っているしかできなくて。

 

 

夫さん妻さんも、どっちも長いつきあいの友人です。

 

何があってこうなったかはよく分からないし、私が干渉することでもありませんが、どっちの肩を持つこともなく、でもどっちとも友人でいたいと思います。

 

思いますが、難しい。

 

心情的に分かりますが、妻さん夫さんのことをボロクソに言うのを聞いて午後を過ごした後、一方の夫さんが、その不倫相手とフェイスブックでセルカなんかをあげているのを見ると、「なんだかな~」という気になります。

なんか、間にはさまってしなくてもいい苦労をしているような。

 

 

と、色々と考えた今日でしたが、久しぶりに見た海は穏やかできれいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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