昨日のブログに書いた、ニューヨークに住む友人の両親のアパートのことです。
両親共に80歳超え、健康状態はあまり良くなく、特にお父さんの方は歩行がままならない。
あっちからこっちへ(どっち?)歩くのも、大仕事な感じ。
それなのに、です。
アパートの建物にある、たったひとつのエレベーターを改装工事するとかで、1ヶ月使えなくなるそう。
大層クラシックなエレベーターで、2重ドアになっていて外側のドアは自分で開けます。
似たようなエレベーターの写真を拝借
友人の両親が住むのは5階。
常識的に考えれば階段しかないんですが、あっちからこっちがやっとの人に、どうやって5階分昇り降りしろって?
食料品なんかは、デリバリーの人にチップをはずんで5階まで来てもらうとかできますが、問題は医者へ行くとか、自分の身体を持っていかなくてはならない場合です。
改装工事は7月に始まります。
友人の両親はもちろん恐れおののいていますが、近づくにつれ、心配を通り越してぐるっと1周して「なるようにしかならない」と、第3のチャクラが開いたような境地にいるようです。
もちろん友人もできるだけ行って、助けるつもりでいるんでしょうが。
いやー、レントコントロールのおかげでうらやましいような家賃の一方、古いアパートにはこんなこともあるんですね。
家賃が高い低いのいずれにせよ、何があるか分かりません。
足腰は鍛えておいた方がいいようです。