今日仕事から帰宅すると、ツンデレの猫がすっ飛んできました。
大変珍しい。
「おー、アンタも13年目にしてやっと、ちったあ飼い主の有難さに目覚めたのかにゃ~?」
と喜んでいると、ぴとん、ぴとん、と水音がするのに気がつきました。
怪談みたいで、怖い~~~~
なに、何?なんなの?
と、恐る恐る怪談、じゃなくて階段を上ると水たまりができているではありませんか!
そこへさらに天井からのしたたりが、水音をたてているんでした。
ちょっとうちのアパートの構造を説明させていただくと、ドア階段
2階(トイレ・キッチン・ダイニング・夫のアトリエ)
階段
3階(バスルーム・ベッドルーム・リビング)となっています。 こう書くと、とても広いようですが、そんなことはない
水をたどっていくと、3階のバスルーム。
トイレのタンクありますよね、それから水がじゃんじゃんあふれています。
ひえ~~~
遠浅のビーチのようになっているバスルームの床を、バレリーナ並みのつま先立ちで歩いて、水の元栓を締め、アパートの管理会社へ電話しました。
慌てちゃってるもんだから、「あの、トイレが!水がね!」みたいな。
当然よく分からなかったんでしょう、「とにかく行くから」って言ってくれて、本当にすぐに来てくれました。
結局原因はトイレの詰まりで、水がどんどんタンクに溜まってしまって、普通は一定量で止まるのになぜか止まらなくて。
同じアパートで他の部屋でも、そういうことが最近あったそう。
その部屋の住人は運悪く旅行中だったそうで、数日間水もれが続いて、なんと床が落ちたそうです。
いやー、怖いわー。
うちは、床は抜けませんでしたが、水が壁を伝ってこういう状態。
電気もやられたようで、点かなくて暗いから見えるかな。
左側は壁のペンキがはがれて、右はペンキの内側を水が通りましたよというのがわかる
それで、パイプじゃなくてなぜかトイレを入れかえるとかで、明日来てくれるらしい。
3階のトイレは、それまでは使えません。
こういう時、もしトイレがひとつしかなかったら、どう夜を越すんでしょうね?
あ~~~、トイレがないとなったら5分ともたない私なんか、想像するだけでもうだめ。
とにかく、せっかくの休みで思いっきり寝ちゃる!と思っていた明日は、そういうわけにはいかなくなりました。
それにしても、猫の”なんやねん、この水は!”って、泡くって報告しに来た様子を思い出す度に、笑いがこみあげます。