今日、仕事場のキッチンで開けた巨大な缶詰めのコーニション(Cornichons-小さいきゅうりのピクルス)をプラスティック容器に小分けしていると、シェフが
「あ、そのジュースの余りはバーテンダーに持ってって」
と言いました。
写真を拝借
へ?このピクルスのジュースを?何するんです?
なんでも、新しいカクテルに使ってみたいんだそう。
いやー、ジュースっていやちょっと聞こえはいいけど、香辛料が入った酢ッぱ甘い漬け汁ですよね。
私、ちょっとこのカクテルはどうでもいいです。飲みたくありません。
と、とっさに思ったのですが、同僚にはこれが好きでそのまま飲むって言う人がいて。
ひゃー、そりゃ飲んで害になるものは入っていないし、その人が好きならそりゃいいんだけど。
でも世の中には、他に飲み物はたくさんあるっていうのに、わざわざそんなもの飲まなくても・・・
色んな人がいるもんだなーと感慨に打たれながら、バーへ。
そこにいたバーテンダーに「はい、これ。カクテルに使うんだって?」と、例の漬け汁(コラ!)を渡すと
「なんだ、こりゃ?これをどうしろって?」
という返事。
知らんがな。
仕方なく、またキッチンに戻ってシェフに報告すると「あー、D(もうひとりのバーテンダー)に渡せば分かるから」。
そこで、またまた仕方なくバーへ引き返しました。
キッチンとバーは、広いレストランの端と端。
長い距離を漬け汁持って、行ったり来たり2往復。
うーーーん、そのカクテル、私の2往復に報いるくらい絶対おいしいんでしょうね?
例えばこんなおしゃれな感じとか?
あ、いやいや、漬け汁だからな。
じゃあこんな感じ?