今日は仕事中のキッチンで、怖いことがありました。
時列系に書いてみます。
1. キッチンマネージャーがオイルが入った小さな鍋を火にかけて、どこかへ行く。
2. 食品のデリバリーが来る。
3. それを片付けながら話しをする同僚のほうに顔を向けていたら、突然その同僚の目が大きくなり、私の背後を指差す。
4. 振り返ると、そのオイルの入った鍋から炎が立っている
5. 同僚と私とが、あわてて鍋に近寄り、同僚がベーキングシートを鍋にかぶせる。
6. いったん炎が見えなくなったのもつかの間、なぜか同僚がベーキングシートを鍋から外す。
7. 途端にまた炎が復活、前よりもずっと大きくなって立ち上る。
8. パニックになる同僚に、ベーキングシートをもう一度鍋にかぶせるように言いながら、消火器の方へ行く。
9. 火が上がらないのを確認して、同僚に触らないように言う。
10. ものすごく身体に悪そうな煙を逃すため、戸外へのドアを開ける。
そこへキッチンマネージャーがどこからか帰ってきて、まだパニック中の同僚の説明を聞いてひと言。
「It's OK」
いや、全然オーケーじゃありませんよ。
めちゃくちゃ怖かったです。
で、しばらくそのままにしておけばいいものを、マネージャーはベーキングシートをかぶせたままの鍋をタオル越しにうかんで流しへ。
水で冷やそうとしたのでしょうが、またそこで天井まで届くほどの炎が上がりました。
ちょっと離れた所にいた同僚と私がデュエットで”ひえ~~~~!!!”と悲鳴を上げたくらいです。
やー、こうやって火事って起こるんですね。
オイルが熱しすぎて引火するのを、初めて見ました。
最初見たとき、まさにこんな様子。(写真を拝借)
それにしても、一貫して冷静なマネージャーにさすがだなと感心・・・つっても、事の原因は当のマネージャーなんですけどね。
そして、見りゃ分かるのに「私は今とてもパニックになってる」と言い続けながらも、とっさにベーキングシートをかぶせた同僚の行為にも感心・・・パニックのあまり、またそれを外して事を大きくしたことは問うまい。
とにかく、みんな無事で良かったです。