先日行ったスーパーマーケットで、ポークのヒレの部分(pork tenderloin)が、”BUY ONE, GET ONE FREE(ひとつ買ったらもひとつおまけ)"となっているのを見て、ついつい買ってしまいました。
なんかちょっと生々しい写真ですが、この部分
こういう”無料”というのを見ると、虫が電灯に吸い寄せられるように、抵抗できない私。
しかし買ってしまった後でナンですが、調理法がとても限られるんです。
限られるというより、色々試みた結果、小麦粉玉子
パン粉をつけたとんかつにするよりないと思います。
日本では、普通にソテーしてももうちょっと何とかなった記憶がありますが、アメリカで買うこの部分は、焼いたらぱっさぱさで食べられたものじゃありません。
鶏の胸肉よりも乾き度は高いと思います。
もともと揚げ物は大好物なので文句はありませんが、今日はちょっと疲れていました。
オーブンでなんかできないかなと、アルミホイルでハーブ(ロースマリーとタイム)と一緒に包んで焼いてみよう!と思いました。
日本ではあまり聞きませんが、アメリカでは豚肉は果物と相性が良いとよく聞くので、レモンを絞ってさらに薄切りを載せて。
オイルも表面を乾かすのを防ぐだろうから、オリーブオイルで覆って。
味付けはあっさり、塩こしょう。
さて1時間半後、オーブンから取り出してみると良い匂い。
10分くらい休ませてから切ってみると、おお!なかなかしっとりして良い感じ。
・・・・・・・・ただね、まあしっとり感はあっておいしかったんですが、レモンが爽やかすぎてなんだかとても人工的な、うーーーーん。
無理やり例えると、ポークをトイレでしゃぶしゃぶしたみたいな。 ほんっとごめんなさいね
以前もポークとりんごの相性は素晴らしい!というのを読んで試してみましたが、”ポーク”と”りんご”がそれぞれ離れた味で、私にはでした。
やっぱり、次からは迷わずとんかつにします。