勤務先のキッチンスタッフのシフトが、オーナーの熟考の末、突然変わりました。
私だけが基本的に変わらず、朝一番のり。
でも7時出勤だったのを30分繰り下げて、7時半にしてもらいました。
わーい。
冬の朝の30分は大きい!
と喜んでいたのですが、よーくシフト表を見てみると、次にキッチンマネージャーが来る9時までは、ひとりぼっち。
広大なレストランの中、本当にひとりきり。
怖くなってくるからあんまり考えないようにしていますが、ええ、ひとりです。
さてその新しいシフトの最初の今日、ジーンズのポケットの上からも何度も鍵を持っているか確認するほど緊張して出勤しました。
当然キッチンは真っ暗です。
携帯の電灯を頼りに電気のスイッチがある方向へ1歩進もうとした途端・・・ぴしゃ?ぴちゃ?とにかく水音が聞こえました。
それでやっと、自分が何かの液体の中に立っていることに気がつきました。
おーまいがー!!!
なになになになになになになになになに???
ぴしょんぺしょんと音を立てながら電気のスイッチを点けると、キッチンの床半分が遠浅の海のようになっているじゃありませんか。
ま、こんなエメラルドグリーンじゃなかったけど
おーのー!!!
どうやら屋根の雪融け水が天井から漏っているようです。
どこからとは特定できませんが、数箇所からのようです。
どうして私ばかりがこんな目に!?と、またおうち帰る!と暴れたくなりましたが、仕方ない、しましたよ大掃除。
モップと格闘している間は、レストランにひとりきりだっていう怖さを忘れられましたが、早朝から何やってんだ?っていう疑問の方が大きかったです。