私が働いているレストランは、週に一度給料日があります。

 

従業員の希望によって、銀行口座へ直接振り込まれるのとチェック(小切手)でもらうのと。

私は振込みを希望したので、火曜日に先週の分のペイチェックの明細がEメールで送られて来ます。

 

で実際振り込まれるのは木曜日。

小切手を希望している同僚も、大体木曜日にもらっているようです。

 

すべてコンピューターで管理されていて、出勤すると各々のパスナンバーを入力してコンピューターでクロックインし、退出する時にはクロックアウトします。

それを元に時給で計算され、給料として支給されるようになっています。

 

しかしマネージャーは、時給ではなくサラリーとして固定給をもらっています。

なので、例えば残業しても給料は同じ。

 

 

一般にものすごくざっくり言うと、専門職とかでオフィスなんかで働いている人は固定給、リテイルなどいわゆる”お店”で働いている人たちは時間給というのが多いんじゃないかと思います。

まあ、そこは日本でも同じですね。

 

 

それにしても毎週の給料というのは初めてで、以前働いていたティーハウスやベーカリーでは2週間に1度でした。

なんだか安い給料も、しょっちゅうもらってるっていう気分になれて、毎週というのはなかなかいいかも。

 

 

と思っていたのですが、先日やらかしてしまったことがありました。

今でも思い出すと、なんともいえない気分になります。

 

実はキッチンで働く同僚のひとりが、先日解雇されました。

彼は給料の支払いを小切手で受け取っていたので、前の週の分の小切手を取りに現れました。

 

彼がクビになったという事実を知らなかった私は、

「おー、最近見ないからどうしたのかなと思ってたんだよ」

とかましてしまいました。

 

彼は苦笑いをしていましたし、知ってる人はなんて言ったらいいのか分からなくて、非常に気まずい雰囲気でした。

 

後で事の次第を知った私は、本当に地面に穴を掘って永遠に隠れていたいと思いました。

 

小切手のバカ!週給のバカ!私のバカ!

 

 

 


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