料理をするのも好きですが、見るのも読むのも好き。

 

なのでYoutubeなんかで料理の番組を見たりしますが、気がついたのは「5分でできる○」とか「15分でできる夕食」などの、時間との戦い系が多いこと。

 

いったいなんでそんなに急いで作る必要があるのか、よく分かりません。

私だったら、15分で夕食にしなくてはならない必要があったら、すっぱり諦めて外食がデリバリーにします。

 

しかし、さすがに朝5分で5品の朝食ができる!というのには、「ほー、5分で朝食が!」と興味を持ち見てみます。

すると、なんのことはない、全部食材も洗って用意され、調味料も計ってそれぞれ待機しています。

 

料理アシスタントがいない普通のうちだったら、そこも含めて5分じゃなきゃ意味ないんだよ!と思いました。

 

 

それからちょっと、というかものすごく気になるのは、料理の先生の、例えば「大根は十字に切り目を入れてあげると味がしみておいしくなります」「ここでフタをしてあげるとふっくら煮上がります」の言い方。

ちょっと上手く説明できないんですが、食材の擬人法?

聞いてて背筋がぞわぞわするほど気持ち悪い。

 

テレビだけかと思ったら、先日読んだ料理の本にもその擬人法を使って書いてあって、「おまえもか!」と思いました。

 

 

さらに気がついたのは、日本の料理番組では料理の先生の手元を映すことが多いようですが、アメリカの番組は先生を映します。鍋そっちのけ

 

なので料理の腕に加え、話術やビジュアルもモノをいいます。

先生も意識して、女性だったら不必要にざっくり胸元が開いた服なんか着て料理したりしています。

もはやタレントですから、割烹着なんてとんでもない。

 

でもこうなると、見ている方は料理に意識を集中できなくて、「何作ってたっけ?」と、肝心のところがおろそかになったりします。

 

 

といろいろ不思議な現象に惑わされながら、やっぱり料理が好きなので、ツッコミながら見てしまいます。

 

 

 


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