私が働いているレストランの地下室は怖いです。
全体に薄暗くて、隅のほうは真っ暗で、広くて、いくつかの部屋に分かれているので見通しが利かず、奥に何があるのか分からないドアがいくつかあり、いつも他に誰もいません。
ホラー映画を撮影したい人がいたら、本当におススメの場所。
以前入ったら出られなくなるウォークインの冷凍庫のことを書きました(そのブログ記事)が、この冷凍庫も地下室にあります。
そんな怖いところに、最近洗濯機と乾燥機が設置されました。
それまでは、いったんキッチンを出て隣の建物にある洗濯機と乾燥機を使っていましたが、色々と不都合があり、新しく買ったそう。
洗濯機で何を洗うかというと、キッチンで使ったタオルと私たちが着用したエプロン。
けっこうな量で、2回洗濯機を回します。
普通は業者に頼むんですが、置き場所はあるし経済的だしっていうことでしょうか。
ありがたいことに、洗濯が好きという変わった同僚がやってくれていましたが、この同僚が休みをとったので、「では私が」ということに。
地下へ降りて洗濯機があるところへ行って困惑したのは、真っ暗な隅にあること。
洗濯機・乾燥機ともに白いのでそこにあるのは分かりますが、フタを開けた中は真っ暗、目盛りや温度設定なんかは当然読めません。
しかたがないので、携帯のライトをつけて照らして洗濯する始末。
その時、洗濯機に集中していた時には分かりませんでしたが、目の端に何か動くものがあるのに突然気が付きました。
ハッとしてそっちを見ると人影が!
うわっーーーーーーーーー !!!!!!
腰が抜けるというのはこういうことを言うのか、しゃがみこんでしまいました。
ナンか写っちゃったらどうしようと思いながら、お見せしたい一心で撮ってみました
もうお分かりかと思いますが、人影とは鏡に映った自分でした。
自分を見て腰が抜けるほどびっくりするなんて、なんてマヌケ・・・
が、ひときわ暗いそんな所に鏡があるなんて思いもよらなかったし、既に”暗い怖い、暗い怖い、怖い、怖い”モードになってたし。
でも洗濯に行って気絶しなくてよかった。