今さっき夕ご飯を食べていたら、さっと空が急にヘンに暗いベージュ色のような色に変わりました。
本当に、お芝居なんかで背景がさっと変わるような早さで、です。
と思ったとたん、雷がどーーーーん!!!とどこか近くへ落ちました。
ご飯を食べていた私と、そばで床に寝そべって暑さにあえいでいた猫が同時に飛び上がりました。
いやー、びっくりしたー。
なんていうか、もうちょっと「行きますよ、準備はいいですか?」的な、少しずつ近づいてくる奥ゆかしさはないんですか?
電気を供給している所が雷の攻撃を受けているようで、電気が一瞬消えたりしています。
昨日買い物に行って、冷蔵庫と冷凍庫を一杯にしたばかりなので、停電せずに何とか持ちこたえて下さい、と祈るばかり。
ところで雷といえば、先日不思議なことを聞きました。
なんでも、雷が落ちるくらいの勢いの時はシャワーだの皿洗いだの、水を使ってはいけないんだそうです。
住んでいる家に避雷針があるならいいそうですが、無い場合は水を伝って感電するというんです。
私はそんな話は初めて聞くし、「シャワーで感電!?」と笑いまでこみ上げてきたのですが、その場の人達はみんな、それが世界中の人の常識のようにうなづいています。
それって本当に、少なくともアメリカの常識なんですか?
そう思って調べてみると彼らの話は半分正しくて、水道管が金属かどうかによるという一説も確かにあるようです。
めったにないことではあるがという一文もありましたが。
そうなると日本でも同じだと思うのですが、日本でそれを聞いたことはありませんでしたけど。
夫はシャワーについては聞いたことがないようですが、電気機器、特にパソコンは「電源を切らないと壊れる」と言って騒ぎます。
それもアメリカで初めて聞きました。
私は人一倍雷が嫌いで怖いくせに、本当の怖さを知らなかったんだなと実感しました。