広いアメリカ全国どこへ行ってもあるというものは、何にせよチェーン店がはびこる国ゆえ、案外多いのですが、どこにでもあってアメリカらしいということで、私はダイナー(DINER)を代表に挙げたいと思います。

Dinnerディナーではなく、ダイナー。

映画、特に私が好きなロードムービーにもよく出てきます。

 

 

 

珍しく外のテーブルもある、NYチェルシーにあるダイナー

 

 

 

ダイナーの特徴を挙げるなら、、

1. 驚きますが、チェーン店ではない

2. 外装、内装、メニューともにものすごくアメリカっぽい

3. たいていのダイナーは週7日24時間、あるいは深夜営業 (いつ掃除するんだろう?)

4. とにかく何でもある。お酒もある。

5. 各店のオーナーの大多数はギリシア系アメリカ人

6. 中に長いカウンターがある(でもカウンターはなく、普通のファミリーレストラン形式のところも)

 

何も箇条書きにするほどのことでもありませんが、これに付け加えるなら、元祖ダイナーは鉄道の食堂車だったということで、新しく建てる時も細長く列車のような形にする店もちょいちょい見られます。

 

 

 

典型的なダイナーのカウンター(写真拝借しました)

 

 

 

古くて由緒あるダイナーもあれば、古いだけできちゃないダイナーもありますが、私にとってはアメリカを感じられるところです。

 

日本で一度ダイナーを模して作ったレストランが出来て行ってみましたが、おしゃれすぎて(コンセプトは60年代のアメリカンポップらしい)違う感じがしました。

今でもあるんでしょうか?

 

別に食べ物がおいしいわけでもなく、サービスが特別良いわけでもないのに、なぜか惹かれます。

自分でも不思議だったのですが、元は食事を提供する屋台のような場だったと知って、腑に落ちました。

 

私は夜のネオンや明かりを見ると、ものすごく激しい郷愁にかられます。

東南アジアを旅行した時にも、屋台街や夜のネオンに涙が出そうになったものです。

 

前世は蛾かなにかだったのかもしれません。

 

このダイナーなんて、どストライクです。

 

 

 

 

 

 

 


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