日本でも現在は導入されたと聞きましたが、裁判の陪審員制度。
アメリカでは18世紀からあるこの陪審制。
私はアメリカで今までに5回、「陪審員に選ばれたので、○月○日裁判所へ来るように」という通知を受け取りました。
これは他の人に聞いても異様に多い回数で、例えば夫なんかは今までに一度も招集されたことがないそうです。それもすごいな
なんだろう?
私の名字のアルファベットが最初の方だから?
無差別に選ばれるにしては多くヒットしすぎじゃないですか?
実は私はアメリカ市民ではなくグリーンカード保持者なので、そういう事情を話して免除してもらうのですが、もし市民権を取ったとしても、法律用語を聞き間違ったりしたらえらいことになる恐れがあります。
そういう人は、その通知の日にちに裁判所へ行って理由を述べて免除してもらうようです。
陪審員になった人たちは、裁判の様子を家族にも話してはいけないそうです。
でもまあ、きっとみんな妻や夫には話すだろうし、話したところで、被告人が親戚や近所の人とかいうのでない限り、何か支障があるとも思えません。
裁判によっては長くかかることもあり、そのために仕事を休まなくてはならないのですが、それも陪審員としての義務のためということで保護されています。
が、例えば「社運を賭けたプレゼン」なんかがあった日にこの陪審員に選ばれちゃったら、泣くに泣けないですよね。
それにしても、何度もアメリカ市民ではないと説明しているのに、また選ばれてしまうとは。
どういう選出方法を採っているのか、ぜひ知りたいものです。