今日から、働いているレストランの夜のシフトの人たちも一緒にトレーニングを受けるために集まりました。
いつもの倍の人数で、キッチンが狭く感じられます。
特に男性4人は、「何を食べてそんなに?」というくらい大きい。
誰と話すのも、ものすごい角度で首をひねって見上げなくてはならないし、上へ向かってかなりの音量の声を放たなければならないし、はー、疲れます。
耳が人間の身体のもうちょっと下についていれば、こんなに叫んでモノを言うこともないのに。
あと私の観察によると、アメリカの料理人のタトュー率はめっちゃ高い。
両腕上から下までくりからもんもん。
で、あとピアス率も。
耳の軟骨とか鼻にも開けてる女性も数人。
これは料理とどういう関係性があるのか、時間をかけて調べてみたいと思っています。
そんな私の疑問はさておき、このレストランの料理は、皿としてはシンプルなんだけど、例えばこのショートリブの1皿、3種類のものすべていちから作るので、そりゃあ時間と手間がかかります。
ショートリブは脂身を落としてフライパンで焼き、作ったソースに入れてオーブンで長時間火を入れます。ソースは煮詰めて肉の上にかけます。
コールスローは、キャベツ、赤キャベツ、フェネル、3種類の色の違うにんじんを紙のように薄くスライスしたものに、それ専用のドレッシングをあえます。
3角の黄色いものはコーンブレッドですが、これもまたとうもろこし粉から焼いた自家製。
さすがに手間をかけるだけあって、それぞれ味は確かです。
アメリカの料理なんて、ピザかハンバーガーかチキンウイングかって思っていましたが、これもまたアメリカのレストラン、まだ開店までに数週間かかりそうですが、お客さんにどう受けいれられますやら。