先日の記事にたくさんのいいねをありがとうございました。
いつもならいいねを下さった方のブログへお邪魔するのですが、それもできそうもなく、ごめんなさい。
でもとてもうれしかったです。
さて、私の住む町は規模としては小さいですが、世界各国の料理が食べられるレストランが充実しています。
以前にも書いたと思いますが、全米No1に輝くピザ屋もあります。
しかしもっと気軽に、例えば今日は料理したくないな~という時、アメリカで最もポピュラーなテイクアウトは、ピザかチャイニーズだと思います。
このテイクアウトのチャイニーズは、そこいらにあるどの店も、よくもここまでというくらい画一的な味とメニューで、びっくりするくらい不味いものもないし、安いし、選べば野菜も摂れてなんとなくヘルシーな感じが人気なんでしょうか。
ただ不味くはないといっても、中国人の知人友人で、このテイクアウトのチャイニーズを食べる人はひとりもいません。
こういう紙の容器に
このテイクアウトのチャイニーズで目をひくのは、”No MSG"です。
メニューの表紙にも赤い字で書いてあります。
MSGというのは、早い話がグルタミン酸ナトリウムを主材料とする日本の「味の素」です。
日本では「ほんだし」や「CookDo」や色んなものに使われている”うま味”調味料ですが、ここアメリカではなぜか目の敵のように、それにアレルギーを持つ人には頭痛を引き起こすといって嫌われています。
どのくらいの確率でそういうアレルギーを持つ人がいるのかは疑問ですが、アメリカ人はそういう所は頑固に信じ込んでしまう人が多く、頭の中で変換されて、MSGを摂取すると頭痛が起こるというレベルにまでなっているような気がします。
そういう人たちを安心させるための”No MSG"なんでしょう。
一方、日本食はヘルシーだと信じているアメリカ人の根拠は、案外単純にそれほど太った日本人が数多くはいないというのと、日本人が長寿だというところから来ていたりします。
で、そのジャパニーズレストランで出されるお味噌汁にもMSGが入っているんですけどね。