アメリカでの生活で、他でも聞いたことがあるので私だけではないと思いますが、例えば木綿素材のTシャツなんかのお腹の部分にちいさな穴が開く、という不思議があります。

 

これだ!という原因が見つかっていないのですが、おそらくキッチンのシンクの高さがその辺りなので、もたれて洗い物とかしているうちに摩擦で穴が開くのでは?というのが大方の意見に落ち着いています。

 

確かに日本の両親の家のシンクは、アメリカのそれに比べるとものすごく下にある感じがして、洗い物をしていると高所恐怖症とまではいかなくても、最近高いところがだめになった私にとっては、見下ろすとめまいめいたものを感じたほどの低さでした。

 

おおげさな!ポーン と思われるかもしれませんが、私は以前はどんなジェットコースターに乗っても高いところへ行く乗り物に乗っても、楽しいばかりだったのがめっきりだめになり、高低にやたらと敏感になりました。

なんだかヒッチコックの映画「めまい」を彷彿とさせるグルグルが目の前に現れます。うずまきうずまきうずまき

 

アメリカではチビの部類の私がそう感じるのですから、例えば身長約190センチの夫なんかが日本のキッチンのシンクで洗い物をしようと思ったら、キリンが地面に生えている草を食べようともがくほどの不自然さ。

 

 

それはともかく、私の服の長持ち度はなかなかのもので、日本で買って20年以上気に入って着てるものもあったりします。

それが他の部分は全く大丈夫なのに、お腹に開いた穴のためにさようならをしなくてはならない服があって、悲しいです。

 

 

 

 


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