雪の予報だった今日ですが、ちらっとも雪は降りませんでした。

でもとても寒かったです。

最高気温は8度(だけど風が強かった)、最低気温は2度。

 

なので外出するには、身体は未だにダウンジャケットを要求するのですが、頭では4月もそろそろ半ばだしと思うと、ちょっとためらいます。

 

結局身体と頭が言い争って、薄着で出かけて(頭が勝ったんです)寒い思いをするのが、今日この頃。

 

夫は私を見て「薄着すぎるからだよ。寒いに決まってるよ。」と言いますが、江戸の時代から桜の満開時に桜の柄の着物を着るのはすでに野暮という日本産の私は、4月の半ばにダウンジャケットは着られません、ええ!

 

「カレンダーで着るものを選ぶから、寒いんだよ」

 

「まさにそれをしてるんだよ。4月も半ばになろうというのにダウンジャケットはないでしょ」

 

「あーあチーン 生徒にいつもそれをするなっていうことを教えているのに」

 

 

夫は大学でアートを教えています。

着る物に限らず、きっと自分の目や感性を信じろと、外からの押し付けに耳を貸すなと教えているんでしょう。

 

それを夫の鼻先で反対のことをしている私。

さぞいらつくことでしょう。

 

でもこれは日本の美意識ですから。

 

アートと日本の美意識は真っ向から対抗するもののようです。

 

 

 

 


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