明日の土曜日は、私には久しぶりのニューヨークへ行ってこようと思います。
ニューヨークというと必ず、画家である夫が行きたがるのがチェルシー地区の何百とある画廊。
最近はレントが高騰して、チェルシー地区から出て行く画廊も多くて残念です。
それでもやはりアートの中心だけあって、画廊の中や路上に美しい人がたくさんいて、目の保養になります。(そんな所をラーメンをかぶったような髪型の夫と歩く私)
最近は、オープニングの日じゃなくてもアーティストも画廊にいることがあって、「おっ」と興奮することも珍しくありません。
ある時は、なじみのない名のアーティストの絵を展示してある画廊で、絵をながめている私にくっつくようにすぐ後ろにいる若い女性に気がつきました。
私が邪魔なんだろうと思って、次の絵に移動しましたが、彼女もついてきます。
うわー、なんだろ?
と思っていたら、なんと彼女がその絵を描いたアーティストで、初めての個展なので見る人の反応を知りたかったんだそうです。
かわいいな~
別の日には、見た絵がすごく良くて感心していたら、そのアーティストは日本人で、以前日本でアイドルとして活躍していた人でした。
今も目がぱっちりと大きくてとても可愛らしく、挨拶できてとても光栄でした。
そのふたりは特に印象に残っていますが、他にも実際に目撃したアーティストは多いです。
たまたま入った画廊にアーティスト本人がいて、直接レクチャーを受けるという有難い経験もしました。
それが画廊の面白いところで、美術館と違って扱っているアートは”今”です。(例外もありますけど)
画廊のドアを開ける度に、どんなものが見えるのか期待でどきどきします。
夫と違って、私はただ見て”好き”か”嫌い”かだけですけれど、好きだと思ったらカウンターに必ず置いてあるプリントした説明をもらって来て読んだりして、今やアートを語るほど生意気になりました。
もしニューヨークへ行く機会があって、自由な時間が2~3時間あればおすすめです。