今日2月22日はうちのおっさん猫の誕生日。
好物のゆでたチキンでお祝い。
と言っても、アニマルシェルター出身なので正確な誕生日ではないかもしれません。
いろいろ逆算してここだろうと決めました。
猫を飼うのがずーーーーーっと夢で、日本でもアメリカでも近所の野良猫を餌付けして可愛がることで我慢していましたが、夫と暮らし始めたアパートがたまたまペットOKだったのもあって、「飼おう!」ということになりました。
アニマルシェルターへ行く車へ乗り込む私は、大人になって初めてスキップをしたほどうれしかったのを覚えています。
シェルターでは、まあいるわいるわ、ざっと10匹ほどの子猫が。
「いや~、天国か?、ここは」と浮かれながらも、目が1匹のタキシード猫とばちっと合いました。
即決
「この子にするよ」と振り向くと、夫は夫で長い毛のもこもこした子と情を交わしていました。
なんでも規則で6週間経たないとアダプトできないんだそうで、その日は手続きだけして帰りましたが、その6週間の長かったこと!
やっとその日が来て、なんだかダンキンドーナッツ・マンチキンのテイクアウト用の紙ボックスのような容器に入れられた彼を膝に抱えて連れて帰りました。
ちょっと容器の上を開けてやると、生まれて初めて見る陽の光を不思議そうに伸び上がって、目を見開いて見ていた顔を思い出すと、なんだか泣けてきます。
片手に乗るほど小さかったのが、まず胴体だけが異常に長くなって、顔の白い部分がスタンプを押す時ずれちゃったように右に移動し、ヘンな感じで成長し飼い主を心配させました。
「もういいんじゃない?」と思うくらい12歳になる今も成長は止まらず、誰がどこから見てもデブ。
なんでもいいや、長生きしてね。
なんのつもりのポーズかは不明