人間誰しも苦手なもの、怖いと思うものがあると思います。
私なんて、虫怖い、雷怖い、暗いの怖い、大きい音が怖い・・・怖いものだらけなような。
暗い上に必要以上に大音量のアメリカの映画館も、ダメになりました。
以前は全く平気だった高いところも最近はぞくぞくします。
そして、ただの苦手よりもっと先へ行っちゃった恐怖症を英語でPhobiaと言います。
Phobia を確かめるためにググったら、一発で私がダメなPhobia of holesの写真が出てきて、ぞわぞわ鳥肌を超たてながら書いています。 ほんとにあかんわー、写真載せる勇気ない
じゃあ恐怖症と苦手の境界線はどこにあるかと言えば、私の勝手で強引な推測では、恐怖の強度はもちろんですが、それだけじゃなくて、そうでない人には理解されない類のモノや現象への恐怖というのもあるんじゃないかな。
虫や蛇などが怖いのは、なんというか、どれだけダメでも結構普通な感じで、多分それは多数の人がそれらを快く思わないからでしょう。
まあ、昔タランチュラをペットにしていたのを見せられて、オペラ歌手のような悲鳴をあげたこともありましたが、あの家族は特別。
暗いとこダメ、高いとこダメ、狭いとこダメ、大きな音(雷とか)がダメ、先がとがっているモノがこっち向いてるのがダメ、とまあ色々ですが、不思議なのは突然「あ、ダメかも」と気がつくことがあることです。
日本にいた頃は、暗くて狭いところがけっこう心地よくて、旅行先に鍾乳洞があれば、必ず行ったくらい好きだったのに、オランダ映画「The Vanishing (1988)」を観て以来、「あかんわ~」と思うようになってしまいました。
でも私の「あかんわ~」は、なんだか想像するととてもいやな感じ、ですが、知人にそっち方面の恐怖が突き当たりまで行ってしまった人がいて、エレベーターは絶対無理!な人がいました。
なるべくPhobiaが少ない方が生きやすいに決まっていますが、持ってしまっている以上、ゲーム上のキャラクターのように、先に障害物があればくるっと方向を変えたりしてやり過ごすしかありません。
今のところ、「エレベーターが怖い人」用の薬とかはありませんから。