昨日久しぶりにお寿司を食べに行きました。
この辺りでざっと数えてみると18軒くらいの寿司屋があります(すごい数ですね)が、1軒を除いてぜーーーーんぶ中国人(1軒韓国人)がオーナーのお店です。
どうして中国人が寿司屋を経営したがるかという、私の長年の疑問を解く記事を最近読みましたが、それは中国の料理ではお金をとれないからで、寿司ならば”値段が高い”というイメージもあって、値段を高く設定できるからだ、そうです。
商売上手な中国人らしい考え方にとても納得しましたが、他国の料理を出しているだけあって、時々不思議なものに出会います。
ある寿司屋では、ご飯に塩が味わえるほど混ぜてあって、これを醤油につけて食べた日にゃ塩分過多で、健康な人でも危ない。(この店の寿司シェフは鉄人モリモトの下で修行したという触れ込みですが、いったい何を学んだのやら)
別の寿司屋では、急いで炊いたのかなんなのか、ご飯がほわっと温かくて気持ち悪い思いをしました。
確かに、寿司は寿司酢を合わせたご飯に刺身を乗っければ、立派に”お寿司”に見えます。
彼のパッションが映画にもなった”すきやばし次郎”の小野二郎さんが聞いたら、米びつをひっくり返して怒りそう。
で、昨夜行ったのは、そのうち唯一日本人がオーナーのお店。
とはいえ、カウンターの中でお寿司を握っているのは、メキシコ人。
寿司というものは私にとって、食べたくなったら他のものでは代用できないものの代表ですが、この辺りで食べられる寿司は、日本の回転寿司の方が100倍素晴らしいネタばかりです。
それでも外国にいるのですからしかたありません。
食べられるだけでよしとしなければ。