今日は、ザ(細かいことをいえばジ)、アメリカンスポーツ、フットボールのシーズン開幕戦。
アメリカでは、フットボールが好きな人、別に好きじゃない人とすぱーんとふたつに分かれます。
好き好きじゃないがふたつに分かれるのは当然かと思われるでしょうが、好きな人は熱狂的に好き、そうじゃない人はそういうスポーツがないも同然、両者の間ではシーズン中は会話もかみ合いません。
フットボール好きなお父さんだと、日曜日には1時、4時、8時と3試合あるので、午後中テレビの前にいることになり、まるで使い物になりません。
夫も私も、ひいきのチームは違いますが、相当好きです。
最初にフットボールを見た時は、いつ見ても同じことをしているように思ったものですが、要は陣地取りゲーム、フィールドのどこで同じことをしているのかが大事。
また、あのボールの形がいやらしくて、バウンドするときにはどの方向に弾むかは、神のみぞ知るです。
思うのですが、ラケットやバットなど道具を使わず、身体ひとつで戦うものって、やっぱり文句なしに惹かれます。
その原型は相撲かな。
そして私の観察するところ、フットボール好きな人はビール好きです。
しらふで、とかワインやブランデーを飲みながら試合を見る人は、あまりいないようです。
なんだかもっとこう、単純に原始的な血が騒ぐというか。
そうはいっても、フィールドサイドや司令室にはコーチやらがいて指令を出しているので、もう少し戦略みたいなものがありますが。
しかし、やはり決め手は各選手の身体能力に負う部分は大きく、勝負が決まるときはあっという間です。
私は、あるチームの熱狂的なファンである友人(かなりデブ)が、彼のひいきのチームがタッチダウンを決めたとき、喜びのあまり壁を半分駆け上がったのを目撃しています。