最近の身近な会話から、同じ言葉に対する日本語と英語の違いが面白いなと思った言葉をピックアップしてみます。
まずは、ユニークという言葉。
日本で、「ユニークだね」と言われた場合、必ずしもほめ言葉ではありませんよね?
「なんかちょっと違うけど、まあ許容範囲だし」のようなニュアンスがありませんか?
アメリカ、少なくとも私の周りでは、ユニークとは「他の追随を許さない」っていう感じの唯一感ばりばりのほめ言葉です。
多分、アメリカ人から「ユニークだね」って言われたら、踊って喜んでいいと思います。
次にナイーブという言葉。
日本では、「ピュアな」とか、「すれていない」とかの、どちらかといえばほめ言葉かと思いますが、アメリカでは、「もっさりした」とか、悪くすればKYのような意味なので、「君はナイーブだね」と言われたら、喜んでいる場合ではありません。
あと、日本で「スタイルがいい」というと体型に優れている場合に使われますが、アメリカでスタイルといえば、態度だったり在り方だったり生き方だったりします。
スタイリッシュという言葉の感じが、本来の”スタイル”に近いように思います。
マンションという言葉もギャップにびっくりしたひとつで、アメリカでマンションといったら、宮殿のようにゴージャスで大きな敷地を持つ一軒家のことです。
間違っても、アパートのゴージャス版ではありません。
まだまだ色々あるのでしょうが、「えーーー!あなた、マンションに住んでたの!!!」のような勘違いから、全然かみ合わない会話に苦労したこれらの言葉が、特別の思い出としてあります。
いっそのこと、全く英語がカタカナとして日本語に定着していない方が、ギャップを生まなくてよかったかもしれないと思うこともあります。