昨日、コンサートの音が大きすぎると書きましたが、映画館の音量もそうです。
ものすごい音量で、心臓がばくばくします。
なぜ、あそこまで音が大きいのか?
私の勝手な推測では、他の人の物音を聞こえなくしてしまおうとしているんじゃないでしょうか。
なぜか幼児や赤ちゃん連れのカップルもよく見ますし、上映中しゃべる人たち、なんかずっと食べてる人たちがたてる音を上回ろうとしてのあの音量じゃないかと思うのです。
あの音量なら、ものすごく硬---い、しけっていない草加せんべいをパリーンとやっても、足の爪をパッチンパッチン切っても、突然のアレルギーで、くしゃみを連発しても、誰の迷惑にもなりません。
私は日本では、週末にカップルに囲まれながら、ひとりでも映画館に通ったほどの映画好きだったのに、アメリカに来て以来、もう全く行かなくなりました。
あまりの音量に、恐怖を覚えるからです。
あの音量で、ホラー映画なんかを観られる人を本当に尊敬します。
どんな心臓をしているんでしょうか?
私なんかは、ラブストーリーで男女が街角で出会い頭に行き当たって、「OH, HI!」かなんかのシーンでも、びっくりして飛び上がってしまいます。
一歩映画館のドアを開けると、ポップコーンの香ばしい匂いがして、「ああ、アメリカだなあ」と思えて、とても好きな瞬間だっただけに残念です。
(でも映画館のポップコーンは、値段が高くてびっくりする)