夏は暑いのが当たり前ですが、夫の両親が住むアリゾナ州の暑さはまた別格です。

最近、48.9度(華氏だと120度というすごさ)だったといいます。

飛行機も、大気の熱のため浮力が足りなくなって、飛ばずにキャンセルが相次いだそうです。

 

何度がアリゾナ州に両親を訪ねましたが、夫の休みに合わせるのでいつも夏です。

家の外はオーブンの中にいるような感じです。めちゃくちゃ我慢して3分が限度でした。

家から自動車へ、自動車から目的地へ、というエアコンからエアコンへという毎日。

そんな暑さですから、外をジョギングとかウォーキングとかというのは不可能なので、自然と運動不足になります。

 

アメリカは広いし土地はまだそこここにあるのに、いったい何だってこんなところに家やコンドを建てて住もうと思ったのか、理解に苦しみます。

 

私は心配性なので、もし雷が落ちでもして電気が止まったらと想像するだけで、ひきつけを起こしそうです。

 

それに両親から、朝食を準備していたキッチンの床にサソリが居たと言うのを聞くと、ますます住むのは無理な所へ無理やり住んでいるという気がします。

ハイキングに行ったら、サソリを見ちゃったというのとは明らかに違います。

 

アリゾナ州のことをボロクソ言ってしまったようですが、もちろん良いところもあって、やはりサボテンがある風景が違うし、セドナのように赤い、あるいはピンクの風景は新鮮だし、建物は何もかも新しくてきれいです。

 

この夏も行く予定です。

数年前のように、ハリケーンが来て帰って来られなくなるなんてことがないように祈ります。