夫と巡るブルワリーも36軒になりました。(再度訪問したものは数に入れず)
そしてこの36軒目が他のところとは趣が異なっていたんです。
内部は明るくてクラシックな丸い天井が素敵だし、ビールは良く出来ているし、店内の石窯で焼く小さめのピザも美味しくて文句なしの良いブルワリーで、夫も私も「今までの上位10位には入るね」と気に入りました。
じゃ何も文句ないじゃないかと思われるでしょうが、実はこのブルワリーは精神病院だった廃墟をリノベーションしたものなんです。
しかも、巨大な敷地にはいくつも病棟が廃墟のまま残されていて、ブルワリーを一歩出ると周囲は廃墟。酔いが一気に醒めるね
窓になんか写ってたらどうしよ
日本ではそんなイメージはありませんが、アメリカの精神病院といったら昔は虐待や人体実験やら行われていたそうで、そりゃあもう怖いとか出るとか言われています。
考えてみると、入院患者は「すっかり完治して退院しました」という例はほぼ0、病棟で亡くなったりする場合が多かったことでしょう。
実際、ブルワリーのサイトの”よくある質問”のひとつに「幽霊は出ますか」というのがあります。答えは「分かりません」
サイト内の「よくある質問」から
帰宅してさらによくサイトを見ると、過去にはこのブルワリーの建物も含む全病棟が地下トンネルで繋がっていたそうで、理由はといえば亡骸を人目につかないように運ぶためとあります。ぎゃー!帰宅してからでよかった
衛生のため今はこのトンネルは埋められたとも書いてありますが、その上に座ってビール飲んでたかと思うとお尻がゾワゾワしました。
知ってしまった今は、絶対に夜には行きたくないブルワリーのNo.1です。
怖くてちびりそう…