数カ月ブログを放置してましたが、基本的には変わらない生活をしています。
占いに興味があって毎日のように触れているけど、ふわっとした感じのメッセージや、ポジティブな面ばかりを強調するあまり、ネガティブな面を避けたり、否定すぎるのに違和感がある今日この頃。
ものごとは陰陽和合してるのが、スピリチュアル的には宇宙の姿とするなら、そっちがホンマもんかな。
ものごとの一面だけを強調するのは、宇宙的にも陰陽の法則から見ても、バランスが偏りすぎている。
だからといって、ネガティブなメッセージにしても、不安を煽るだけのものはつまらないし、やっぱりバランスが偏っている。
そして、もう一つバランスが偏っていると思うのは、人間が人間として生きるのは、個人ではなく、集団の中であるのに、個人のことに焦点が当たりすぎていること。
スピリチュアルはその性質上、個人に焦点を当てるもので、個人やその人の大切な家族や恋人などとの関係が主になってしまうから、ハマればハマるほど、半径1メートルの世界の幸せが宇宙と繋がってる、となりやすいです。
その半径1メートルと宇宙の間には、個人と個人を結ぶものが無数にあると思うんですよね。
家族やご近所、地域の商店街や学校、それを支える制度やシステム、それが作られた歴史やご先祖様、ほかにも例えば昔のお殿様や万葉集、稲作の伝来とか。
占いやスピリチュアルに関心を持って過ごしていると、自分に関係する時間軸の繋がりと今ここで関係する横軸の繋がりとの中に自分がいるのを忘れそうになる。
せっかく神社仏閣へお参りしても、パワースポットだとかご利益の方が強調されることで、見えないものへの向き合い方がおかしくなっている気がする。
スピリチュアルや占いがブームなのは、個人個人がバラバラな社会の姿の鏡とも言えるかも。
ようは個人のものに集約されたり、ポジティブな面を強調しすぎる占いやスピリチュアルじゃなく、人が人として生きていくための占いやスピリチュアルであってほしいから、バランス良いものを求めて付き合っていきたい、と思っています。
それがより良く生きるために大切なんじゃないかなと。