土曜日は松戸のギャラリー千鈴舎さんで音楽の時間。
栃木県を中心に活動している演奏家の安生正人さん、同じく栃木県からのシンガーソングライターのyuujiさん。
安生さんがここへ来るときは来るようにしていて、yuujiさんは今回初めて。
お二人とも、ギターの音がやさしくて、めちゃめちゃきれいで。
それだけで感動的

きれいな音色って、硬くなった心も身体も癒やしてくれる温かさに包まれるよう。
始めに演奏したyuujiさんのオリジナルの歌は、春の柔らかい太陽の光を帯びたような、目に映るように色鮮やかな歌詞と、柔らかいアコースティックギターに重なるようなボーカル。
それでいて、若い人の奥にある生きる力の瑞々しい輝きを感じて、めちゃくちゃ素敵

生配信のアーカイブ。
sierraとnikkoという曲が特に印象的。
オリジナルのsierra
オリジナルのnikko
山のシルエット、湖の凪いだ水面、夏なのにひんやり心地よくなでる澄んだ空気。
地元栃木県の風景で幾つもお気に入りの場所があるのだろうな、それを音にして紡いでいるなんて、本当に素敵だなー。
次に登場した安生さん、今日はアコースティックギター1本。
アコギの弦の金属音が冷たい冬のように聴こえたり、同じギターから丸くて温かい音が聴こえたり。
安生さんのアーカイブ。
安生さんもふだんはオリジナルが中心ですが、今回は海外の伝統曲、アイルランドの吟遊詩人オキャロランのミスターオコナーとスウェーデンのイミグラント(移民)の歌も。
ミスターオコナー、他の方の演奏で聴いたことがある曲ですが、安生さんバージョンは憂いのあるメロディに安生さんの力強い音、スウェーデンの曲は深い森のイメージが異国の雰囲気。聴きながら、現実のこことイメージの異国を行ったり来たり。
新曲!
わんにゃん散歩マーチ
タイトルが、、ってお話ありましたが、安生さんの作品では軽快さが前面に出た、かわいらしい曲。でも伝わってくるのは安生さんの空気感。
Florenceというオリジナル。
春を待つ人、春を待ち焦がれる様子
温かくて力強いギターがとっても素敵✨✨
演奏するギターの響きに身を委ねながら、とっても心地よくて、光をまとった桃色の花が咲いてる絵が目に浮かび、春が来てもいいんだよなー、みたいに思っていました。
オリジナルのFlorence
お二人の奏でる音楽から見えたいろんな風景や色や季節や人の姿。
音楽に演奏に熱が込められる瞬間を見た。その熱が音になって届いた。
素敵すぎる〜✨✨✨
演奏が終わってからお二人とお話出来て、ギターで演奏して表現することの素朴さ、繊細さ、楽しさ、お二人の温かさを感じて、温かくなりました

会場の千鈴舎さん。
いつもかわいいスタッフがお出迎えしてくれます。