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サイトウユキコです。
元新聞記者・編集者です。
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新聞記者が最も怖れていることって何だと思いますか?
誤報を出す。
おわび・訂正を出す。
……というのも確かに怖いです。
でもそれは頻繁にはないし、気をつけていればある程度は防げます。
最も怖いのは「紙面が埋まらないこと」。
私は整理記者(編集者)を長くやっていましたが、編集の職場に異動してきたばかりの多くの人が「夢を見る」と言います。
紙面が埋まらない夢です。
💤 💤 💤
自分の見通しが甘かったために、全ての原稿がそろっても紙面は半分くらい真っ白。
もう降版時間(締め切り)なのに!
使う予定じゃなかった原稿を穴埋めに投入するけれど、焼け石に水。
こんな真っ白のまま降版するわけにはいかない。
でももう時間 😱 😱 😱
後ろには「おい、まだかっ」「何やってるんだっ」と催促の人並み。
💤 💤 💤
……みたいな夢です。
私も若い頃は何度も見ました。
今こうして書いていても泣きそう 😭
ちなみに「降版」すると、作成したものがそのままフィルムとなって印刷工場に出力され、すぐ印刷、発送、配達されます。
「降版」したものが(真っ白のままでも)そのまま商品となってしまう怖さがあるのに加えて、降版が遅れれば印刷工場、発送トラック、販売店の方に迷惑となるばかりか、配達も遅れて読者の方々にも迷惑がかかってしまうという怖さもあるのです。
自分の力量が足りないばかりに、とんでもない影響が発生してしまう。
まあ、実際に真っ白のままの新聞が配達されたことはないんですけどね。
取材記者時代は別の意味での「埋まらない」恐怖がありました。
市役所の記者クラブにいると、デスクから電話がかかってきて「今日の県版アタマがないから何か出して」と言われるのです。
県版というのは地域限定のページのこと。
私は大分にいたので、この場合は大分県内向けの面(大分県版)です。
1日2ページあったのですが、それを県内の記者だけで毎日埋めねばなりません。
当時の大分県内の記者数は(私が所属していた会社の場合)10人くらい。
しかも、中には定年後に嘱託として働いている方もいて、全員がいつも豊富に出稿できるわけではありません。
そこで大体、市役所や県庁担当の記者に、デスクから指示が来るのです。
電話がかかってきた時に、県版アタマ(トップ記事)になりそうな話題の心当たりがあればいいのですが、まあ、ないことの方が多いんですよね。
そうすると抱えていた仕事はひとまず置いておいて、市役所の広報や過去に取材した人に、何か記事になりそうな話題がないか聞いて回ることになります。
そうは言っても、編集者の時とは違って、最終的にダメでも先輩記者が出稿していてくれたりするので、そこまで切羽詰まってなかったのですが。
それでも、時間があればいつも記事になりそうなことを探して歩いていました。
つまり、記者はいつも記事になりそうな話題を求めているのです。
なぜこんなことを書いたかというと……告知です(笑)。
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プレスリリースって「記事にしてほしい」という意図でメディアに送る文書。
……のはずなのですが、なぜか大半が「これはどう頑張っても記事にならないなあ」という内容だったりします。
そのためプレスリリースの9割以上がそのままゴミ箱行きとか。
でも、記者はいつも記事になりそうな話題を求めているのです。
プレスリリースに記事になりそうな話題が書いてあれば、記者は喜んで取材して記事にします。
そうなれば、リリースを送った人もうれしいし、ビジネスチャンスも広がるかも。
プレスリリースを書く時「どんな切り口なら記事になるのか」を知ってさえいれば、リリースの書き方も変わってくると思うのです。
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